財務・人事セイノーホールディングスが9日発表した4-6月期(2020年3月期第1四半期)決算は、1.8%の増収(前年同期比)を確保したものの、人件費など販管費の伸び率が売り上げを上回り、本業の儲けを示す営業利益は8.4%減少した。四半期最終利益は23.5%減の45億5800万円。
主力の輸送事業では、輸送ネットワークの強化や業務効率の向上を図り、適正運賃・料金・燃料サーチャージ収受の交渉を継続。都市間輸送で路線便の定時出発を目的としたダイヤグラム化、荷主の要望に適した運び方の提案によって新規荷主の獲得・継続に取り組んだが、部門利益は10.5%減の54億2500万円にとどまった。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | |
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売上高 | 153,439 [1.7%] | 618,436 [3.7%] | 465,544 [4.1%] | 302,282 [4.1%] |
営業利益 | 7,090 [-8.4%] | 31,209 [11.9%] | 26,096 [15.7%] | 14,765 [15.6%] |
最終利益 | 4,558 [-23.4%] | 21,216 [5.8%] | 18,452 [18.7%] | 10,487 [18.1%] |
売上高営業利益率 | 4.6% | 5.0% | 5.6% | 4.9% |