MCMJ、7種データ検知の小型センサー取扱開始

荷主電子部品・機器の販売を手がけるエム・シー・エム・ジャパン（東京都千代田区）は12日、エレックス工業（川崎市高津区）のIoTセンサーモジュール「マイクロプリズム」の取り扱いを開始した、と発表した。

「マイクロプリズム」は、1センチに満たない極小基盤を搭載したブルートゥース通信型のセンサーで、温度、湿度、加速度、気圧、地磁気、照度、紫外線の7種類のデータを計測することができる。

製品のシリーズは、電池内蔵タイプ、外部電源タイプ、組込用基盤タイプの3種類。製品の小ささと低消費電力であることが特徴で、電池内蔵タイプではボタン電池で1年以上稼働する。また、拡張機能を追加することが可能で、輸送中の貨物の衝撃検知などが可能となる。

物流現場では、貨物の位置情報のトラッキングや、温度・湿度管理が必要な貨物の品質保証などへ利用が見込まれており、収集した情報を解析することでサプライチェーン全体の見える化や最適化に貢献するという。