国際日本通運は24日、現地法人のカンボジア日本通運が、カンボジアの首都プノンペンにある「プノンペン経済特別区」に多機能ロジスティクス倉庫「プノンペンロジスティクスセンター」を竣工したことを発表した。
施設があるプノンペン経済特別区は、プノンペン市内から18キロ、プノンペン国際空港から8キロに位置し、GMS(大メコン圏)の南部経済回廊上に立地。タイ・バンコクとベトナム・ホーチミンをつなぐ物流の戦略地域にあることから、物流需要がさらに高まるものと期待されている。
同施設は、冷凍150平方メートル、冷蔵150平方メートル、定温1062平方メートルを含む4620平方メートルの一部2階建て倉庫で、同社はこの施設を利用して航空・海運フォワーディング、国内販売物流、製造物流(ジャストインタイム納品)、クロスボーダートラック輸送など、あらゆる物流ニーズに応えていくとしている。

▲プノンペンロジスティクスセンター(出所:日通)