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日通、カンボジア・プノンペン経済特別区に新倉庫

2019年2月21日 (木)

地鎮祭の様子

拠点・施設日本通運は21日、子会社のカンボジア日通がプノンペン経済特別区(SEZ)で新倉庫を建設すると発表した。20日に現地で地鎮祭を行った。

同国の経済成長率は7%前後で推移し個人消費も伸びてきていることから、消費財の輸入や国内物流・倉庫保管の需要が高まると見て新倉庫を建設することにした。12月に開業する。

プノンペンSEZはプノンペン市内から18キロ、プノンペン国際空港から8キロで、主要港のシアヌークビル港につながる国道4号線に面した物流拠点に適した立地で、日系企業を含め90社が進出している。大メコン圏(GMS)の南部経済回廊上に位置し、タイ・バンコクとベトナム・ホーチミンをつなぐ物流の戦略地域としても注目されている。

カンボジア日通はこうした立地を活かし、新倉庫を航空・海運フォワーディング、国内販売物流、製造物流(ジャストインタイム納品)、クロスボーダートラック輸送、空調施設を利用した保管・配送など、幅広い物流ニーズに対応できる拠点として運用する。

新倉庫の概要
所在地:カンボジア・プノンペン経済特別区
構造:鉄骨・鉄筋コンクリート造平屋、一部2階建て
敷地面積:4万平方メートル
延床面積:6915平方メートル
倉庫面積:4711平方メートル(冷凍157平方メートル、冷蔵147平方メートル、定温2011平方メートル含む)事務所:588平方メートル
庇部分ほか:1616平方メートル
主要設備:高床ホーム、両面接車バース、24時間警備