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王子HD、国内外で段ボール工場新設

2018年10月3日 (水)

拠点・施設王子ホールディングスは、カンボジアの首都プノンペンに段ボール工場を新設する。

同国では、グループ会社のHPIリソーシズ社が段ボール事業を展開し、プノンペンの現工場のほか、2012年に同国南部の港湾都市シハヌークビルに工場を建設。今回の段ボール工場は3か所目。これにより、同社はカンボジア国内トップのシェアをさらに伸ばしていく。東南アジア・インド地域では23か所目の段ボール製造拠点る。

新工場はプノンペン経済特別区に建設。敷地面積は6万2000平方メートルで、段ボール生産能力は月産800万平方メートル。30億円を投資し、20年1月の稼働開始を目指す。

また、傘下の森紙業も千葉県船橋市の6万7000平方メートルの土地に120億円を投じて生産能力2000万平方メートル(月産)の段ボール工場を新設する。

国内では、インターネット通販の拡大に伴い梱包・配送用の段ボール需要が増加しており、特に関東で力強い需要の伸びが見込まれていることから、新工場の建設を決めた。20年4月から段階的に稼働させていく方針。