トランコム･3Q、主力事業好調で増収増益

財務・人事トランコムが27日に発表した2020年3月期第3四半期（19年4月-12月）決算によると、主力のロジスティクスマネジメント部門と物流情報サービス部門が好調に推移し、売上高1238億7000万円（前年同期比8.8％増）、営業利益60億9600万円（17.1％増）と増収増益で着地した。

ロジスティクスマネジメント部門は、前期から当期にかけて稼働した拠点が順調に収益に寄与し、既存拠点の物量増と料金適正化が進捗したことから、部門売上419億500万円（7.6％増）、部門利益29億6300万円（23％増）と増収増益。

物流情報サービス部門も、成約件数の増加と自動車部品の幹線輸送業務の拡大により、部門売上702億2300万円（12％増）、部門利益26億1700万円（3.3％増）と堅調に推移した。

同社は第3四半期に、日本GLP・モノフルとの3社間業務提携と、日野自動車の子会社「ネクストロジスティクスジャパン」への出資および日野自動車との資本業務提携を発表しており、事業拡大に向けた新たな取り組みを加速させている。