財務・人事トランコムが26日に発表した2018年3月期決算は、主力の物流情報サービス事業やロジスティクスマネジメント事業が好調に推移し、増収増益となった。
物流情報サービス事業は、貨物情報が増加傾向にあるなか空車情報取得に苦戦したが、専属車両の増便や分析ツールを駆使したアプローチなどにより、成約件数は増加した。また、人員の増強に加え、チャーター部門と連携した中ロットサービスの強化など事業成長に向けた取り組みを推進。これらの結果、売上高は6.9%増加、営業利益は8.2%増加した。
ロジスティクスマネジメント事業は、前期に業務縮小・廃止した拠点の減収要因はあったものの、前期新規拠点や新規業務の稼働に加え、既存拠点での物量増加により、0.7%の増収となった。営業利益は、前期に稼働した拠点の収益化に加え、生産性悪化拠点の収益改善により5.9%の増益。
■2018年3月期決算
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 141,728 | 6.3% | |
営業利益 | 5,944 | 4.6% | 4.2% |
経常利益 | 5,909 | 6.6% | 4.2% |
当期利益 | 3,622 | -2.3% | 2.6% |