トラ無人運転実証で許認可など支援、パブリンク

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ロジスティクス官民共創を支援するスタートアップ、Publink（パブリンク、東京都千代田区）は18日、三井物産などが出資して設立したT2（千葉県市川市）が取り組む特定条件下での完全自動運転「レベル4」によるトラックの幹線輸送サービスについて、関係省庁との長期的な関係構築やコミュニケーションを支援すると発表した。

発表によると、自動運転は技術面だけでなく、事業の許認可や道路環境、法的責任の所在、保険や地図といった関連分野の振興など、個社での対応が困難な課題がある。こうした外部環境の整備を進めるには政府とのリレーションが求められる。

同社は、政府の目指す政策的な展望と事業者のビジョンと利益、関係する複数のステークホルダーの利害を含めて官民両方の目線を理解しているとして、事業設計を可能にする「翻訳力」を強みに、社会的イノベーション創出に伴奏するとしている。

T2は15日、自動運転による物流拠点間での幹線輸送サービスの事業化を始めることを発表。将来的には、トラックを使った無人運転の実証を計画している。

完全自動運転でトラ幹線輸送、三井物産出資のT2

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