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完全自動運転でトラ幹線輸送、三井物産出資のT2

2022年11月15日 (火)

ロジスティクス特定条件下での完全自動運転「レベル4」によるトラックの幹線輸送サービスの提供を目指す、スタートアップのT2 (千葉県市川市)は15日、主要物流拠点間での幹線輸送サービスの事業化に乗り出すと発表した。まず東京・大阪間からスタートし、将来的にトラックを用いた公道実証を計画する。

運転手の人材不足が社会課題となるなか、2023年4月には、レベル4による自動運転の公道走行許可に関する制度を盛り込んだ道路交通法改正案が交付される見込み。今後、省人化や自動化につながる自動運転の社会実装に関わる動きが活発になりそうだ。

同社は、三井物産とPreferred Networks(PFN、東京都千代田区)から、それぞれ80%、20%ずつ出資を受け、ことし8月に設立された。事業に運転システムの開発やレベル4の自動運転トラックによる幹線輸送サービス、それに付随したサービスなどを掲げている。

今後、三井物産の事業構想力と、PFNが有する深層学習などのAI(人工知能)技術を活用し、T2に自動運転の技術力やノウハウを集約していく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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