調査・データ大王製紙は30日、自動運転を活用した物流サービスを提供するT2(東京都千代田区)が開発した自動運転トラックを活用し、2025年3月に関東・関西間の高速道路一部区間で実証実験する。荷主と運送会社が一体となり、自動運転トラックを活用した物流オペレーションを構築するのが狙い。

▲大王グループの工場とT2のトラック車両(出所:大王製紙)
実験では大王製紙品を取り扱う関東エリアの倉庫から関西エリアの倉庫まで商品を往復輸送する。T2が設定した高速道路上の自動運転区間でレベル2で自動運転で走行し、無人運転のレベル4自動運転に向けた課題抽出やオペレーション確認をする。
今回の実証実験における両社の役割は大王製紙が荷主企業として自動運転トラックの輸送オペレーションを検討、評価する。T2が自動運転トラックの輸送オペレーションの構築検討と現場オペレーションを実行する。両社は持続可能な安定輸送の構築し、トラックを活用した幹線輸送の実現を目指すという。
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