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名鉄運輸、自社最大バースの新ターミナル完成

2023年4月28日 (金)

拠点・施設名鉄運輸は4月28日、かねてから建設を進めていた「名鉄トラックターミナル中部」が完成し、5月8日から運送事業の営業を開始すると発表した。倉庫事業は4月7日に先行開業している。

▲名鉄トラックターミナル中部(出所:名鉄運輸)

新たにオープンする名鉄トラックターミナル中部は、老朽化した名鉄運輸グループの旗艦店である小牧支店から近接する江南エリアへの拡大移転プロジェクトの一環として建設。ホーム長170メートル、幅40.5メートルの同社最大のトラックバースを1階に設置し、風雨による作業影響を防ぐための屋内型集配車バースも完備した。

2階と3階には営業倉庫(5500坪)を設け、自走式で2階倉庫に乗入れ可能な構造とし、倉庫保管、流通加工、全国発送を一体化した総合物流施設として完成させた。

各階にシーリングファンを設置し結露対策を行い、3階倉庫には83機の空調設備を設置して労働環境対策も整える。環境対策として屋上に太陽光パネルを設置し、日中の電力を賄い、余剰電力は売電する。5台のEVトラックを導入し、環境に配慮した物流を行う。

(出所:名鉄運輸)

BCP対策として自家発電機を設置し、江南支店の事務所とトラックバースの一部の電気をカバーし、災害時でも全国発送を止めない仕組みを構築。また、地下水を利用した膜ろ過システムを導入し、企業内託児所も設置する。

名鉄トラックターミナル中部の概要
3

住所:愛知県江南市南山町東81-1
敷地面積:4万5898平方メートル
倉庫棟面積:3万194平方メートル
事務所棟設備:事務所、会議室、休憩室、仮眠室
入居企業:名鉄運輸(名古屋支社、江南支店、江南流通支店)、信州名鉄運輸(名古屋センター)、四国名鉄運輸(名古屋営業所)、名鉄急配(江南営業所)
付帯施設:給油施設、自動洗車機、託児所

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LOGISTICS TODAY編集部
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