ロジスティクスニチレイロジ(東京都中央区)は12日、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入した物流業務の効率化について発表した。
同社はRPAの活用により、事務従業員一人当たりの年間平均労働時間の10%超に相当する、年間40万時間の業務のRPA化を達成したという。受注処理や在庫管理の自動化により、手作業では1件あたり10分かかっていた処理が、RPA導入後は1分以内に完了するようになり、これにより、年間で数千時間の業務時間を削減し、労働生産性が大幅に向上したとしている。
また、RPA化によりヒューマンエラーも減少し、正確なデータ入力が可能になった。特に、物流センターでの在庫管理においては、データの正確性が向上し、在庫の過不足が減少したことが報告されている。
同社は今後もRPAの活用を進め、さらなる効率化とサービス向上を目指す方針である。なお、RPAの導入により浮いた業務時間は、従業員のスキルアップや新規プロジェクトの推進に充てる予定だ。
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