財務・人事スポーツ用品販売のヒマラヤが11日発表した、2024年8月期決算は、売上高が前期比2.8%減の585億1200万円、営業利益が69.3%減の3億700万円、最終利益は35%減の2億600万円だった。
日本国内ではインバウンド需要の増加や物価上昇の鈍化、賃上げによる可処分所得の増加により、景気回復が緩やかに進むと予測。しかし、世界経済では地政学的リスクの高まりが懸念されており、消費者の価格重視傾向が続く見込みだ。ヒマラヤは、ユニファイドコマースを軸に既存店舗の収益力向上とEC事業の拡大を進め、持続的な成長に向けた新規事業の開拓に取り組む。また、EC専用物流センターの稼働や新カテゴリーの開発により増収増益を目指す。
また、同社は新中期経営計画に基づき、4店舗の新規出店やEC事業の強化、新EC専用物流センターの稼働に取り組んだ。EC専売品の拡充や新規カテゴリーの開拓を進め、収益性の向上を図ったが、厳しい経営環境の中でコスト削減も急務となっている。
25年8月期の連結業績予想は、売上高が4.9%増の613億9000万円、営業利益が2.8倍の8億6700万円、最終利益が6.2%減の4億円を見込んでいる。
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