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トランコム前期、貨物需要増も先行投資で減益に

2022年4月27日 (水)

(イメージ)

財務・人事トランコムが27日発表した2022年3月期連結決算は、売上高が前期比7.0%増の1629億8400万円、営業利益が3.1%減の79億9000万円、経常利益が2.5%減の81億9000万円、親会社株主に帰属する当期純利益が7.7%減の52億9100万円で増収減益だった。

ロジスティクスマネジメント事業は、前期と今期における新規拠点の稼働が寄与して売上高は前期比0.3%増の554億9900万円、営業利益は戦略拠点の先行投資費用の計上により8.3%減の42億1800万円だった。

物流情報サービス事業は、新型コロナウイルス禍からの回復に伴う貨物輸送需要の増加により、売上高が10.5%増の894億7700万円、営業利益が0.7%増の31億9400万円となった。インダストリアルサポート事業は、顧客の生産回復や管理人員・コストの適正化により、売上高が6.8%増の62億7800万円、営業利益が71.4%増の3億1800万円だった。

2023年3月期の連結業績予想は、売上高が1700億円、営業利益が85億3000万円、経常利益が86億4000万円、親会社株主に帰属する当期純利益が65億1000万円で増収増益を見込む。