沖電気工業、データ標準化にSAPクラウド導入

サービス・商品SAPジャパン（東京都千代田区）は6月30日、沖電気工業（OKI）が「SAP S/4HANA Cloud」（エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド）を中核とするクラウドオファリング「GROW with SAP」を採用したと発表した。

OKIでは社内ITシステムの整備が部門単位で個別に最適化され、データの一貫性や効率性に課題が生じ、サプライチェーンを含む全社レベルでの可視化と標準化が求められていた。こうした背景のもと、OKIはSAPが提供するGROW with SAPを採用。SAP S/4HANA Cloud Public Editionを中核に据え、標準的な業務モデルを活用したアプローチにより、業務プロセスをグローバル水準で標準化する。

将来的には、SAPのAI（人工知能）デジタルアシスタント「Joule」（ジュール）や、SAP Business Data Cloudによるリアルタイム可視化も視野に入れ、サプライチェーンをはじめ業務タスクの自動化を段階的に進める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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