
▲物流センター外観(出所:小川グループ)
拠点・施設小川グループは16日、同社グループの小川電機(大阪市阿倍野区)が業務拡大と営業改革の一環として関西圏内の広域配送拠点を「門真物流センター」(大阪府門真市)へ15日に移転したと発表した。
同センターは、大和ハウスグループが運営する「大阪北物流センター」内に設置され、同社が取り扱う6000アイテムの電設資材を効率的に管理し、配送の迅速化を図る。
新センターは、第二京阪道路や近畿自動車道といった関西の幹線道路に近接し、関西エリア全体をカバーする広域物流拠点として機能する。さらに、大阪市中心部まで30分という優れた立地を活かし、市内向けの配送効率も向上する見込みだ。
従来、北大阪の物流センターが電設資材の在庫および配送業務を担っていたが、同倉庫は市中心部から離れており、納品スピードの改善が課題とされていた。また、物流の2024年問題によって、仕入れ先からの配送頻度が減少する見通しであることから、物流効率向上の必要性が高まっていた。
今回の移転により、同社は納品の迅速化と社会問題への対応を目指し、引き続き地域密着型の物流サービスを提供していく方針だ。
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