調査・データ運送や倉庫事業を展開するエスラインギフは、「燃料サーチャージ制」について(ことし11月1日改定)を発表した。
適用価格は、ことし7月が、154.6円毎リットル、8月が153.2円、9月が153.2円。3か月平均は15.7円で、上昇額は76.0円。同社は、08年8月に国土交通省に燃料サーチャージ料金の届出を行い、同年10月より適用実施している。
燃料サーチャージは、燃料価格の上昇・下落によるコストの増減分を別建ての運賃として設定する制度で、現状の燃料価格が基準とする燃料価格から一定額以上に上昇た場合は、上昇の幅に応じて燃料サーチャージを設定、または増額改定して適用する。燃料サーチャージの設定時点より下落した場合には、その下落幅に応じて減額改定し、燃料価格が沈静化し基準とする燃料価格より低下した場合には廃止する。
軽油価格が依然として高値で推移することが見込まれるなかで、24年問題に対応するため労働時間などの環境改善の実施、車両の安全装置や環境対応による価格の値上げなど、企業収益が一段と圧迫される状況となっているため、同社は引き続き燃料サーチャージ制の適用と、サーチャージ料金収受を行うとしている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com