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レンゴー、燃えにくい段ボールで包装技術賞受賞

2013年5月30日 (木)

認証・表彰レンゴー(大阪市北区)は30日、同社が開発した防炎段ボール「RAFEP」(ラフェップ)が日本包装技術協会主催の「第37回木下賞」で「包装技術賞」を受賞したと発表した。

木下賞は、1977年の創設以来、毎年包装分野での顕著な業績に対して授与される表彰制度。今回受賞対象となった防炎段ボール・ラフェップは、バーナーで2分間以上火を当てても燃え広がらない防炎性能を持ち、日本防炎協会が認定する防炎製品として認定を取得している。

一般的な構造用防炎合板2級規格品と比べ、重量は6分の1、強度は同等以上を持ちながら、通常の段ボールと同様の加工ができ、美しいオフセット印刷も可能。防炎加工に用いられる薬剤は人体に無害で、100%リサイクルできる。

既に災害時避難所での間仕切りとして、東京都板橋区が採用しているほか、更衣室、エレベーターキャビネット、家具転倒防止材、書類・書籍保管箱など、防炎・防災向けを中心に幅広い分野に応用製品が広がっている。