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レンゴー、低摩擦段ボールが包装技術賞

2018年6月15日 (金)

認証・表彰レンゴーは15日、人日本包装技術協会が主催する「第42回木下賞」で、同社の低摩擦段ボール「コスレン」が包装技術賞を受賞したと発表した。

コスレンは、輸送中の振動により段ボール箱と内容品との摩擦で発生する包装フィルムのピンホールや、紙ラベルの擦れを軽減させる機能を持つ低摩擦段ボール。「JIS P 8136」に準拠した摩擦試験では、和紙ラベルと段ボール原紙とを摩擦させた場合、一般的な段ボールでは50回で「紙むけ」が発生するが、コスレンでは200回を超えても紙むけが発生しなかった。

また、現状の袋や段ボール箱の形状を変更する必要がないため、包装ラインの改良や調整は不要で、使用後はリサイクルも可能としている。

木下賞は、日本包装技術協会第二代会長故・木下又三郎氏の包装界に対する多年の功績を記念して1977年に創設された表彰事業で、毎年包装関連業界で、(1)包装の研究・開発(2)包装の改善・合理化(3)包装の新規分野創出について、顕著な業績をあげた企業などに対して授与するもの。