四国運輸局、2025年の年頭所感

行政・団体四国運輸局は、2025年の年頭に際し、河野順局長が新年の挨拶を発表した。同局は地域交通の確保、物流業界の人材問題解決、観光振興を主軸に、持続可能な地域発展に向けた取り組みを進める方針を示した。

運輸業界の人材確保に向けた取り組みとして、自衛隊からの退職者の再就職支援に注力し、物流分野では「トラック・物流Gメン」を通じて取引の適正化を進める方針を示した。特に、四国は海事産業の拠点でもあるため、船員の確保や育成、次世代への海事教育にも力を入れるとしている。

安全・安心の確保について、各モードの交通事業者に対する保安監査の徹底や法令遵守の指導を強化する方針を述べた。特に、知床遊覧船事故を受けた旅客船の安全対策を実施し、造船所での事故防止に向けた対策を強化する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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