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厚労省、労働者の年間平均休日116日で過去最高

2025年1月21日 (火)

調査・データ厚生労働省が先月25日に発表した2024年「就労条件総合調査」によると、23年の労働者1人当たりの平均年間休日数は116.4日で1985年以降最多となった。年次有給休暇の取得率も65.3%で過去最高だった。労働者1人当たりの年間休日数は前年調査の115.6日に比べ、0.8日増加した。

年次有給休暇の平均付与日数は16.9日で、実際の取得日数の平均は11.0日。前年調査と比べると、平均付与日数が0.7日減る一方、取得日数は0.1日増えた。付与日数の減少で、取得率は前年の62.1%から3.2ポイント上昇した。

年次有給休暇の取得状況を業界別に見ると、「運輸・郵便業」は17.8日の付与日数に対して取得日数は11.1日で取得率は62.2%だった。

また、1週間の所定労働時間は1企業平均1週39時間20分で、前回調査に比べると3分短縮された。運輸・郵便業は全業種の中で最も長く、1週40時間だった。

調査は24年1月1日の状況について、常用労働者30人以上の民間企業を対象に実施した。全国で6483社を抽出し、4023社から回答があった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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