ロジスティクス海上パワーグリッド(東京都港区)は30日、屋久島の水力発電による再生可能エネルギーを電気運搬船で周辺離島に輸送する事業の検証を屋久島電工(東京都文京区)と共同で開始すると発表した。2028年頃の運行開始を目指す。

▲電気運搬船 初号船「X」イメージ(出所:海上パワーグリッド)
同事業は、電気を蓄電池に充電し海上輸送する世界初の電気運搬船技術を活用し、屋久島で発電されたクリーンエネルギーを種子島などの離島へ輸送するもの。対象となる電力は、屋久島の豊富な水力資源によって生み出されたもので、同島では島内消費電力のほぼ全てを水力で賄う。
現在、周辺離島の電力供給は内燃力発電に依存しているが、本事業により海上輸送によるGX(グリーントランスフォーメーション)を実現し、脱炭素化を図る。
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