荷主エヴァライン(広島県呉市)は30日、グループ会社の新生海運(同)が、JFEスチールのグリーン鋼材「JGreeX」を初採用した一般貨物船「新生丸」が完成したと発表した。同船はJFE物流(東京都千代田区)の運航のもとで航行する鋼材運搬船となる。

▲一般貨物船「新生丸」(出所:エヴァライン)
新生丸は総トン数499トン、1回の航行で1600トンの貨物を運べる仕様となっている。内航船省エネルギー格付けでは5つ星を取得しており、グリーン鋼材の使用によってGX(グリーントランスフォーメーション)対応を強化。省エネ性能や高効率輸送を図っている。
船内にはクルーの育成枠と女性対応を目的に8部屋を設置し、うち3部屋は専用トイレとシャワーを完備。モニタリング機器や遠隔監視機能、バラスト遠隔操作装置、生分解性潤滑油の採用などにより、労働負荷軽減にも配慮している。
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