サントリーHD、横浜でペットボトル水平リサイクル

環境・CSRサントリーホールディングス（大阪市北区）は29日、同社グループが、横浜市、横浜みなとみらい21と協働し、「みなとみらい21地区」の対象施設で使用済みペットボトルを回収し、新たなペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」水平リサイクルを本格的に開始すると発表した。

2024年1月から実施されていた実証実験を経て、事業者公募により同社グループが選定された。これにより、地区内の23施設と連携し、資源循環を促進する。

2024年の実証実験では、巡回一括回収による輸送の効率化が確認された一方、飲み残しを含むペットボトルの回収品質に課題があった。これを受け、本格実施にあたっては、ポスターやデジタルサイネージを活用し、就業者や来街者、市民に対し、ペットボトルの適切な分別を促す取り組みを強化する。具体的には、「飲みきる」「キャップ・ラベルを外す」「リサイクルボックスに分別する」といった啓発を進めることで、より効率的なリサイクルの実現を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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