環境・CSRスズキは31日、大分大学および臼杵市医師会(大分県臼杵市)と共同で、認知機能と運転特性の関連を明らかにする研究を開始すると発表した。研究では、高齢者の認知機能低下に伴う車両操作の変化を特定し、早期発見および予防を目的とする。
同研究は、臼杵市在住の65歳以上のスズキ車利用者20人を対象に、認知機能テストや運動機能検査、脳の機能検査などのデータを収集する。これらの情報を基に、2か月間の日常運転データを取得し、スズキ横浜研究所にて分析を実施する。分析結果から、認知機能と運転挙動の具体的な関連性を検証する予定だ。
研究で得られた知見を基に、スズキは日常運転から認知機能低下を検出する技術開発に取り組む。また、個々の運転状況に応じた安全支援システムの提供を目指し、より多くの高齢者が安全に移動できる新しいモビリティの創出を推進する。研究期間はことし1月から27年3月まで。
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