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日揮HD、植物資源由来の合成ゴムタイヤを商業化

2025年2月6日 (木)

環境・CSR日揮ホールディングスは5日、ブリヂストン、ENEOSマテリアルと共に、植物資源由来の合成ゴムを使用したタイヤの商業化に向けた連携を加速すると発表した。3社は2028年までに技術実証とサプライチェーン構築を進め、30年代前半の商業化を目指す。

現在、タイヤに使用される合成ゴムの主原料ブタジエンはナフサ由来だが、今回の取り組みでは植物資源から生成したバイオブタジエンを用いる。具体的には、植物由来バイオエタノールを活用したバイオブタジエンの製造、そのバイオブタジエンを用いた合成ゴムの製造、さらにその合成ゴムを使用したタイヤの開発までを3社が役割分担し推進する。24年7月には、この取り組みが国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業に採択されている。

この取り組みにより、原材料のサステナビリティ向上とブタジエン供給の安定化が期待される。また、植物資源由来の合成ゴムの使用は、廃棄やリサイクル段階におけるCO2削減にも寄与する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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