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奥村組が鉄骨基礎梁工法を開発、工期を短縮

2025年3月19日 (水)

▲試験体外観(出所:奥村組)

荷主奥村組は18日、鉄骨造(S造)建物の基礎梁をS造の梁として設計・施工できる「鉄骨基礎梁工法」を開発したと発表した。本工法は1月に日本建築総合試験所から建築技術性能証明書を取得しており、現在特許出願中。

大型物流倉庫などのS造建物では、通常、基礎梁に鉄筋コンクリート造(RC造)が採用される。しかし、RC造の梁を使用すると基礎重量が増加し、施工に時間がかかる課題があった。新工法では基礎梁をS造とすることで、基礎重量を軽減し、杭工事費の削減や工期短縮、省力化が可能となる。さらに、全面ピット型の建物では、基礎梁の高さを抑えることで掘削土量の削減も期待できる。

本工法は、杭を埋め込んだ下部フーチングと、上部構造の柱と基礎梁の接合部を巻き込んだ上部フーチングを直列的に結合する方式を採用。杭とフーチングの接合は、杭頭補強筋方式、杭頭埋め込み方式、または両方式を併用する形で行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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