認証・表彰日鉄エンジニアリング(東京都品川区)は27日、球面すべり支承「NS-SSB」の製品ラインアップを拡充し、3月10日付で国土交通大臣認定を取得したと発表した。スライダー直径を650ミリから850ミリに拡大し、最大支持力を従来の1万7000キロニュートンから3万4000キロニュートンへと強化した。
同製品は、振り子の原理を応用して地震エネルギーを吸収しつつ建物を元の位置に戻す免震装置で、従来のシステムでは対応が難しい軽量建物や大型物流倉庫にも対応可能としている。2014年の販売開始以来、累計で1万台を販売しており、都市型データセンターや大規模病院などの免震ニーズの高まりに対応するため、今回の機能強化と認定取得に至った。
生産体制についても拡充を図り、安定的な製品供給を可能としたことで、今後は物流施設などの大型建築物へのさらなる導入拡大を図る。
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