ロジスティクス車両輸送大手ゼロのグループ会社で、バイク専門輸送を手がけるゼロ・プラスBHS(大阪府東大阪市)は4日、自宅から北海道までライダーの愛車を輸送する「2025年度 北海道ツーリングパック」の提供を開始したと発表した。昨年は、特に8月のピークシーズンに予約が殺到し、やむなく受付を一時停止するほど好評を博したサービス。ことしは輸送体制を強化し、より多くのライダーのニーズに応える。

(出所:ゼロ)
北海道ツーリングパックは、「長期休暇が取れない」「フェリーの予約が困難」「現地までの移動で体力を消耗する」といった、多くのライダーが抱える北海道ツーリングの課題を解決するサービスだ。バイク輸送専門のプロドライバーが、専用の輸送車両で利用者の自宅までバイクを引き取りに行き、輸送拠点で大型車両に積み替え、新千歳空港近くの拠点まで安全・確実に届ける。利用者は飛行機で現地へ向かい、空港からの無料送迎で拠点に到着後、すぐに愛車でツーリングをスタートできる。事前に荷物を拠点へ送ることで、まさに“手ぶら”でのツーリングが可能だ。
この利便性に加え、同社の品質を支えているのが、「スタッフの9割近くが、お客様と同じくバイクを愛するライダーである」という点だ。ゼロ・プラスBHSの大林晋介社長は、「私たちスタッフの多くが、お客様と同じバイクを愛するライダー。だからこそ、一台一台のバイクに込められたオーナーの想いや、希少なモデル、1点物のカスタムパーツの価値がよく分かる。単に『モノ』を運ぶのではなく、お客様の大切な『相棒』と『夢』をお預かりしているという意識で、バイクの特性を熟知したスタッフが車両固定(ラッシング)や、専用車両での丁寧な作業を徹底している。手ぶらで北海道に到着し、愛車と再会した時のお客様の笑顔が、私たちの最高のやりがいだ」と語る。こうした姿勢が高いリピート率にもつながっている。

▲新千歳空港近くの拠点でバイクを受け取り、颯爽とツーリングへ出かけるライダーの様子
同社は、昨年の好評を受け、25年度はより多くの利用に対応できるよう輸送体制を強化。特に、7月中旬までに余裕を持って申し込むことで、輸送便の調整がつきやすく、昨年のような予約受付停止を回避できる見込みだという。サービス期間は8月28日までで、期間外の利用もオプションで可能。料金は、東京都内から750cc以下のバイクを輸送する場合、往復6万9200円(税抜)からとなっている。

(出所:ゼロ)
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