財務・人事キユーソー流通システムは3日、2025年11月期通期連結業績予想を修正し、売上高を前回予想から20億円増の2000億円、最終利益を3億円増の23億円とそれぞれ引き上げた。営業利益は変わらず56億円に据え置いた。売上高は既存取引の拡大などにより、前回発表予想を上回る見込み。利益は設備投資額および支払利息は前年を上回ったものの、支払利息などに関する期初想定に対し見直したことにより上方修正を行った。
同日発表した第2四半期決算は、売上高が前年同月比4.5%増の996億6000万円、営業利益が同5.2%減の30億7100万円、最終利益が11.4%減の14億6700万円だった。
共同物流事業セグメントの売上高は677億9300万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は16億2800万円(同18.4%増)だった。売上高は適正料金施策や既存取引の拡大などにより増加。利益は運送・倉庫のコストアップなどがあったものの、増収による利益増加やコスト改善などにより前年を上回った。
専用物流事業セグメントの売上高は195億3800万円(0.4%減)、セグメント利益は6億6800万円(3.2%増)だった。適正料金施策が進捗したものの、チェーンストアに関する取引減少などにより減収。利益は労務費などの費用増加があったものの、適正料金施策やチェーンストアに関する取引減少による収益の適正化などにより前年を上回った。
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