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宅配需要に対応、ナビタイムがバイク向け開発環境

2020年7月29日 (水)

サービス・商品ナビタイムジャパン(東京都港区)は29日から、ナビゲーションアプリ開発キット「ナビタイムSDK」で、バイクと自転車のルート検索に対応する。ソフトウェア開発に必要なツールセット(SDK)をバイクや自転車向けに提供するのは国内で初めて。

ナビタイムSDKは、地図表示機能や目的地までのルート検索、音声ナビゲーション機能をSDKとして提供する法人向けサービスで、このサービスを利用することで、利用者はPC、スマートフォン・タブレットでシステムをできる。

同社はこれまで大型車を含む自動車向けのカーナビゲーションシステムの開発環境を提供してきたが、バイクと自転車のルート検索に対応したことで、個人向けに提供しているバイク専用ナビゲーションアプリツーリングサポーターや自転車専用ナビゲーションアプリと同等のナビゲーション機能を開発に利用できるようになった。

バイク・自転車のルート検索向けにSDKを対応させた理由について、同社は「宅配需要が拡大するなか、バイクや自転車を使用する配送員を抱える事業者向けに専用のナビゲーションを開発できるSDKを提供することで、従業員の安全支援の一助として役立ててもらえれば」としている。