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認証・表彰SHKライングループのマリネックス（大阪市北区）、東京九州フェリー（北九州市門司区）と久留米運送（福岡県久留米市）は23日、関東-九州間の長距離輸送を対象としたモーダルシフトの取り組みが評価され、日本物流団体連合会の第26回物流環境大賞において奨励賞を受賞したと発表した。
▲表彰式の様子（出所：SHKライングループ）
3社は、これまでトラックによって行われていた関東-九州間の輸送手段を、海上輸送を主軸とする方式に切り替えた。具体的には、東京九州フェリーが運航する横須賀港-新門司港間のフェリー航路を活用し、久留米運送の中継輸送網をそのダイヤに対応させて再編。これにより、九州全域には従来通り翌々日午前中の納品体制を維持しつつ、効率的な物流体制を構築した。
また、上り便では一部で有人トラック輸送を併用することで、ドライバーの運転時間削減にも配慮。輸送効率と労働環境改善の両立を実現した。
こうした施策により、年間のCO2排出量は従来比で72％削減され、削減量は年間1498トンに達した。車両台数の削減や荷扱いの効率化にも貢献しており、環境負荷の低減と持続可能な物流網の構築を両立させた点が評価された。
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