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財務・人事トランクルーム「ハローストレージ」を運営するエリアリンクは30日、2025年12月期の中間期決算を公表した。売上高が前年同期比9.0％増の140億6700万円、営業利益が18.6％増の30億2200万円、純利益が23.0％増の20億7500万円と増収増益となった。トランクルームの稼働率は新規出店が増えた影響で下がったものの、利用件数は順調で売り上げを伸ばした。
同社の主要事業、「ハローストレージ」では、今期の出店目標1万5000室に対し、既存店の増室を含めて9446室の増加となった。これによって、総室数は前期末比8197室増の11万8639室となった。
新規出店室数が増加した影響で、稼働率は前期末比2.75ポイント減の83.16％となったが、引き続き高い水準を維持している。データ分析による出店精度の向上や出店現場の小型化、商品の認知度の向上などで、成約数を堅調に獲得できたとしている。
また、出店形態を収益性の高い自社出店を中心にしているほか、キャンペーンのコントロールによる値引き率の抑制や一部賃料の見直し、効率的な広告活動などで収益を確保した。
こうした結果、ストレージ事業の売上高は前年同期比19.3％増の119億76百万円、営業利益も前年同期比22.9％増の33億400万円と増収増益だった。
今期の業績については、売上高260億円、営業利益53億5000万円、純利益34億2000万円の増収増益予想を据え置いた。
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