トナミHD3Q、貨物輸送増や営業強化で増収増益に

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財務・人事トナミホールディングス（HD）が10日発表した2022年3月期第3四半期累計連結決算は、営業収益が前年同期比1.8％増の1018億3700万円、営業利益が25.8％増の60億2000万円、経常利益が20.5％増の64億3900万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が31.7％増の44億200万円となり、第3四半期としては3年ぶりの増収増益だった。

物流関連事業は、営業収益が前年同期比4.5％増の959億1500万円、営業利益は21.1％増の52億8800万円で増収増益だった。貨物輸送量の増加や営業活動の強化が奏功した。情報処理事業と各種物品や損害保険代理業などの販売事業も増益を確保した。

2022年3月期の通期業績予想は、21年5月12日公表の数値を据え置き、営業収益1400億円、営業利益70億円、経常利益73億円、親会社株主に帰属する当期純利益45億円とした。