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拠点・施設大和ハウス工業（大阪市北区）は31日、広島県福山市でマルチテナント型物流施設「DPL広島福山北」を8月1日に着工すると発表した。
「DPL広島福山北」は、広島県福山市の福山北産業団地第2期事業地に位置し、山陽自動車道・福山東インターチェンジから11キロの立地。山陽自動車道および中国自動車道への接続が容易であり、広島県内から中国エリアへの広域配送にも対応可能となっている。また西瀬戸自動車道や瀬戸中央自動車道など複数の幹線道路にも容易にアクセスできるため、四国エリアへの配送にも適している。また福山北産業団地には工場などが建設される予定であるため、製造拠点に隣接する立地を活かした効率的な物流体制の構築を支援することが可能で、製造部品の一時保管所などとしても需要が期待される。
▲「DPL広島福山北」イメージパース（出所：大和ハウス工業）
敷地面積は4万2830平方メートル（1万2956坪）、延床面積は3万7152平方メートル（1万1238坪）。施設は地上2階建て、最大6社のテナント企業が入居可能なマルチテナント型物流施設となっており、1階には建物の両側に高床式と低床式のバースを備える両面バースを採用。トラックの運搬方法に応じて効率よく荷役作業を行える体制を整えている。
施設は26年10月31日の完成を予定、入居可能日は26年11月1日からを予定している。
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