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大和ハウス、中四国最大9.6万m2「DPL広島観音」着工

2020年5月29日 (金)

拠点・施設大和ハウス工業は29日、広島市西区の広島西飛行場跡地に、中国・四国地方で最大規模となる「DPL広島観音」を6月1日に着工すると発表した。2021年11月30日の竣工を目指す。

同施設は、延床面積9.6万平方メートルの地上5階建てマルチテナント型物流施設で、最大10テナントが入居可能。5階までの各階にアクセスできるランプウェイと、45フィートトラックが最大32台接車できるトラックバースによって入出庫作業の効率化を実現する。

▲所在地図(出所:大和ハウス工業)

開発地は山陽自動車道路「五日市インターチェンジ」(IC)と「廿日市IC」から10キロ、広島市中心部から5キロ、広島港から3キロに位置し、海運輸送を手掛けるテナントから市内中心部への配送を手掛けるテナントまで幅広いニーズに対応する。また、同社が県と連携して開発を進める産業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」内にあるため、団地内の工場と連携する拠点としても需要が見込める。

災害対策については、広島市のハザードマップが想定する最高潮位よりも高い床面高とすることで、水害リスクを低減する。

施設の概要
名称:DPL広島観音
所在地:広島県広島市西区観音新町4丁目2874番165他4筆 工業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」内
交通:山陽自動車道路「五日市IC」「廿日市IC」から10キロ
敷地面積:3万9551.75平方メートル
延床面積:9万6558.52平方メートル
構造・規模:重量鉄骨造・5階建て
設計・施工:フジタ
着工日:2020年6月1日
竣工日:2021年11月30日
総事業費:180億円