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▲屋外対応2眼マルチセンサーカメラ「GV-TMS8800」（出所：GeoVision）
サービス・商品GeoVision（ジオビジョン、東京都江東区）は16日、1台に2つのカメラレンズを搭載した「2眼マルチセンサーカメラ」を発売したと発表した。従来の「1台＝1レンズ」構成とは異なり、異なる2方向の映像を1台で同時に撮影できる。
新製品「GV-TMS8800」は、各レンズ400万画素の高精細カメラを2基搭載し、広範囲（水平方向97.7度）の映像を撮影できる。例えばL字通路では片方のレンズでエレベーターホール、もう一方で廊下を監視するなど、死角を減らした映像取得を可能にする。
防塵・防水性能はIP67、耐衝撃性能はIK10規格に準拠し、屋外や工場など環境条件の厳しい場所でも使用できる。寸法は176×104×72ミリ、重量は0.62キロ。
同社によると、2眼構成により設置台数を削減でき、導入コストや工事時間の短縮が図れる。商業施設や物流倉庫、公共施設など多様な場所での監視用途を想定している。
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