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拠点・施設テクセンドフォトマスクは10月31日、シンガポール東部の工業地帯「30 Tampines Industrial Avenue 3」に新工場を建設し、起工式を実施したと発表した。東南アジアおよびインド市場での供給体制を強化し、事業のグローバル展開を加速させる。
新工場はシンガポール唯一のフォトマスク製造拠点となる予定で、敷地面積は1万5200平方メートル、延床面積は8850平方メートル。主要顧客の半導体メーカーや材料供給元HOYAの拠点に近く、チャンギ国際空港へのアクセスにも優れる。AI（人工知能）による自動生産管理システムと製造ラインを導入し、生産効率や歩留まりの向上を図る。
シンガポール経済開発庁（EDB）は、本投資が同国の先端半導体製造拠点としての地位を強化すると評価している。
▲完成予想図（出所：テクセンドフォトマスク）
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