パーソルBPD、ドローンレベル3.5飛行を実証

▲実証の様子（出所：パーソルビジネスプロセスデザイン）

調査・データパーソルビジネスプロセスデザイン（東京都港区）は26日、アジア航測と共同で、測量分野におけるレベル4飛行実現に向けた「レベル3.5飛行の実証実験」を実施したと発表。同社は、運用体制の整理、ドローン飛行の技術的支援、将来的なレベル4飛行に向けた飛行エリアの選定を担当した。

今回の実証は、ドローンの測量分野での実運用を検討することを目的とし、レベル3.5飛行の実施と将来的なレベル4飛行の運用方法の検討のため行われた。

実証では、中山間地域の河川や砂防施設を対象に、離陸地点から3キロの範囲でドローンを飛行させ、3Dデータを取得。操縦者・補助者が目視できない状態でも必要なデータを取得できることを確認した。また、レベル4飛行に必要な技術や安全・効率的な飛行方法の調査も行い、機体制御技術や運用手法の有効性が確認された。

同社は、内閣府のドローン調査事業で培ったノウハウを生かし、運用手法や飛行技術の提供を含む支援を実施。今後も、測量分野におけるレベル4飛行の運用体制構築と社会実装に取り組むとしている。

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