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国際キューネ・アンド・ナーゲル（スイス）は16日、スイス・インターナショナル・エアラインズ（SWISS）と持続可能な航空輸送の実現に向けてパートナーシップを強化したと発表した。スイスのシンヘリオンが開発した合成航空燃料（SAF）の導入を支援する長期オフテイク契約を締結した。
今回の契約により、SWISSおよび同社航空貨物部門スイス・ワールドカーゴは、シンヘリオン製SAFの市場投入を支援する。キューネは2027年より5年間、SWISSを通じて貨物輸送向けに同燃料を調達する予定で、物流の脱炭素化を加速させる方針だ。
シンヘリオンのSAFは太陽光から再生可能合成燃料を生成する革新的技術で、今回の長期契約により同社は商業規模での展開を見据えた技術拡大の確実性を得る。これは生産量の増加とコスト削減につながるとされる。
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