サービス・商品三谷コンピュータ(福井県坂井市)は10月1日、AI(人工知能)を標準搭載したクラウド型倉庫管理システム(WMS)「W-KEEPER AX(ダブルキーパー エーエックス)」の提供を開始した。物流現場の要望を入力すると、過去の業務適応事例を基にAIが類似ケースを検索し、対応案を提案する。
AIが参照するのは、同社が18年以上にわたり「W-KEEPER」を提供する中で蓄積してきた業務適応事例。190社以上への導入や4500社以上の荷主対応を通じて得た9000件以上の事例をAIの知識として活用する。例えば「賞味期限が近い在庫を優先出荷したい」と入力すると、AIが内容を解釈し、類似事例を基に対応方法を示す。
AIはカスタマイズに向けた要望の整理に加え、ダッシュボードやレポートを通じた日々のデータ活用も支援する。クラウド型のためサーバー構築が不要で、標準的な導入では短期間で利用を始められるとしている。連携基盤「W-connect」を通じ、マテハン機器や周辺システムとの接続にも対応する。
主な対象は、倉庫を運営する物流事業者と荷主企業の物流部門。同社は9月の「第17回 国際物流総合展2026」で先行公開しており、正式に申し込みを受け付けている。
10月21日-23日には、幕張メッセで開催される「EC・店舗 Week 秋 2026」に出展する。開催時間は各日10時-17時で、小間番号はA16-44。「W-KEEPER AX」の実機デモのほか、「W-KEEPER」や「W-connect」を展示し、AIによる提案機能などを紹介する。
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