国際DPワールド(UAE)は8日、南北アメリカ大陸における海上貨物輸送量が過去2年間で12倍に拡大したと発表した。ことしに入ってからも年初来で倍増しており、米州域内貿易の拡大を背景に成長が続いている。
米州域内の貿易ルートは、同社の米州地域における海上貨物輸送事業で2番目に大きな輸送ルートとなった。北米、中米、南米の各市場を結ぶ物流需要が拡大していることを反映したもの。域内輸送に加え、アジアから北米への航路も引き続き重要な位置を占め、ブラジルからアフリカやヨーロッパへの輸出貨物も輸送量の増加に寄与している。
輸送量の拡大に合わせ、DPワールドは海上貨物輸送と港湾・ターミナル運営、港湾倉庫、内陸輸送などの連携を強化している。貨物の出発地から目的地までを一体的に支援することで、複数の物流事業者を管理する顧客の負担を軽減し、サプライチェーン全体の可視性や管理性を高める。
同社は米州12か国で事業を展開し、14の港湾・ターミナルと40以上の倉庫を運営している。地域の従業員数は1万6000人を超える。こうした拠点網を活用し、米州域内に加えてアジア、アフリカ、ヨーロッパを結ぶ国際貨物輸送にも対応している。
同社の米州地域貨物輸送担当上級副社長ジョセフ・フォードニー氏は、顧客が輸送手段の選択肢や柔軟性、市場への確実なアクセスを求めていると説明した。DPワールドは、海上貨物輸送と自社の物流インフラを組み合わせ、米州地域での事業拡大を進める。
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