【四半期決算】近鉄エクスプレス1Q、金融危機前の水準ほぼ回復

ロジスティクス【平成23年3月期第１四半期連結業績】
社名：近鉄エクスプレス
売上高：635.9億円（39.9％増）
営業利益：22.7億円（3.1倍増）
経常利益：24.6億円（3.0倍増増）
四半期純利益：11.8億円（3.9倍増）

第1四半期の航空貨物輸送は、海外・日本ともに物量の回復が顕著となり、リーマンショック前の水準に近づいた。一方、航空会社の合理化による貨物搭載スペースの減少と輸送量回復に伴う需給バランスの変化により、運賃原価上昇が各地域で見られた。グループ全体の航空輸出貨物重量は前年同期比65.1％増、航空輸入貨物件数は同23.8％増。海上貨物輸送は、輸出容積で前年同期比19.5％増、輸入件数でも同24.7％増となり、航空と同様に、取り扱いが前年同期を大きく上回った。