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ファブリカHD、7月の中古車輸出11.3%減

2026年10月14日 (水)

調査・データファブリカホールディングス(東京都港区)は13日、完全子会社のファブリカコミュニケーションズ(名古屋市中区)が運営する「車選びドットコム買取」の中古車買取相場推移レポート9月版を公表した。8月の中古車買取平均価格は前月から小幅に下落したものの、100万円を上回り、8月としては過去5年で最も高い水準となった。

財務省の貿易統計を基に同社が集計した中古車輸出台数は、6月の15万8584台から7月は14万668台となり、前月比で約11.3%減少した。レポートでは、輸出台数の減少が8月の買取平均価格を押し下げた要因の一つと分析している。

▲車買取相場(クリックで拡大、出所:ファブリカホールディングス)

新車供給の安定に伴う高年式中古車の価格の落ち着きも、下落要因として挙げた。新車の納車を待ちきれずに高年式中古車を選んでいた層の需要が新車へ戻り、1~2年落ち車のオークション落札価格は前年並み、またはやや下回る水準で推移しているという。

中古車の買取相場は、業者間オークションの落札価格や成約率、国内販売動向、輸出需要など複数の要因で形成される。特に輸出対象となる車種では、海外バイヤーとの競合で落札価格が押し上げられ、その影響が国内の買取価格にも及ぶとしている。国内需要が限られる車種でも、輸出需要が強ければ仕入れ競争が価格の下支え要因になるという。

今後の買取平均価格は、例年どおりであれば、冬のボーナス商戦から春先の需要期にかけて回復する見込み。中長期的には、コロナ禍の新車供給不足に起因する5~6年落ち中古車の流通台数減少や、災害による買い替え需要、海外からの根強い需要が相場を押し上げる可能性があると分析した。円安基調や日本の中古車品質に対する海外での高い評価も、売却を検討するユーザーにとって追い風としている。

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