調査・データファブリカコミュニケーションズ(名古屋市中区)は6月30日、中古車査定サイト「車選びドットコム買取」のデータを基にまとめた2026年6月版中古車買取相場レポートを公表した。4月の中古車輸出台数は前年同月比1.3%減の14万5358台にとどまり、円安や海外需要を背景に、中古車の買取価格は夏場にかけて上昇するとの見通しを示した。
レポートによると、中東情勢の緊迫化によりUAE向け輸出は落ち込んだものの、ロシアやタンザニアなどへの輸出が堅調に推移したことで全体の減少幅は限定的だった。輸出事業者がアフリカや東欧向けなど代替輸送ルートを確保したことも影響したという。
物流面では、中東情勢を受けた国際物流への影響やナフサ供給不足が、今後の自動車部品調達や新車生産に影響を及ぼす可能性を指摘した。新車の納期が長期化すれば、中古車需要がさらに高まり、相場を押し上げる要因になるとしている。
また、円安により海外バイヤーの購買意欲が高い状態が続いており、国内販売業者との仕入れ競争も生じやすい。国内では評価が低くなりやすい走行距離10万キロ超や初度登録から10年以上経過した車両も、海外では日本車の耐久性や整備性が評価され、高値で取引される可能性があるとした。
同社は、夏のボーナス商戦に向けた在庫確保の動きを背景に、買取平均価格は110万円を超える水準まで上昇すると予測する一方、円高への転換やナフサ供給の安定化が進めば、相場が下落する可能性もあると分析している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。
































