ロジスティクスJAFメディアワークス(東京都港区)、デラ(世田谷区)、田中貴金属グループのTANAKA未来研究所(中央区)は14日、汗や唾液の成分分析を通じて、ドライバーの疲労やストレス状態を可視化する共同研究を開始したと発表した。日々変化する運転者のコンディションを客観的、定量的に把握する手法の確立を目指す。
研究では、JAFメディアワークスでレッカー搬送業務に従事するドライバーを対象に、運転前後やヒーリング・ミュージック聴取後に汗と唾液を採取し、疲労感やストレスに関するアンケートも実施する。汗については、ICP分析による無機成分分析とNMR分析による有機成分分析を行い、複数の成分変動と被験者の状態との相関を多変量解析で調べる。
従来の健康確認は定期健康診断や日々の点呼が中心で、疲労や眠気、ストレスなど短期的に変化する状態を数値で把握する手段は限られている。研究では、単一成分の増減ではなく、複数成分の変動パターンからコンディションを捉える手法を検証する。
将来的には、貴金属材料やセンシング技術を活用し、汗から得られる生体情報を検出するセンサーへの応用も検討する。
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