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ROMS、梱包実績によるAI補正機能を標準搭載

2026年10月15日 (木)

サービス・商品ROMS(東京都品川区)は15日、クラウド型梱包支援ツール「梱包アシストAI」の「AI補正」機能を強化し、標準搭載したと発表した。現場の梱包実績をAIが分析し、商品サイズや梱包条件を自動で補正することで、箱サイズ推奨の精度を継続的に高める。

▲「AI補正」機能を強化した梱包アシストAI(出所:ROMS)

梱包アシストAIは、商品名やJANコードからAI(人工知能)が商品の3辺サイズを推定・自動登録し、配送コストを考慮した箱サイズを推奨するシステム。事前の商品マスタ整備が不要で、商品の詰め方を3Dで表示する機能も備える。一方、登録されたサイズと実際の商品サイズに差がある場合、推奨された箱に商品が収まらず、現場で箱を選び直すケースがある。

AI補正は、推奨された箱と実際に使用した箱の違いを記録する既存の「フィードバック」機能を通じて蓄積されたデータを分析する。一定回数以上のフィードバックが集まった商品について、Web上の商品情報や画像も参照して登録情報の妥当性を判断し、必要に応じて商品マスタの3辺サイズを更新する。

補正対象には、横倒し禁止や重ね合わせの可否といった梱包条件も含む。例えば、横倒しすれば小さな箱に収まる商品に大きな箱が使われていた場合、サイズ情報の誤りに加え、横倒しが禁止されている可能性も考慮する。バケツのように重ねて収納できる商品についても、梱包実績と商品情報から重ね合わせの可否を推定する。

一定回数以上のフィードバックが蓄積され、補正が必要と判断された商品の情報は、1日1回の自動処理で更新する。商品の再計測やマスタ情報の手動修正にかかる負担を軽減しながら、現場の梱包実績を次回以降の箱サイズ推奨に反映する。

同社によると、梱包アシストAIの導入事例では、1件当たり10〜30円の配送料削減や、箱選びにかかる作業時間の短縮を実現している。今後も物流現場の実態に即した機能開発を通じ、梱包業務の効率化と標準化に取り組む。

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