サービス・商品ROMS(ロムス、東京都品川区)は11日、クラウド梱包アシストツール「梱包アシストAI」と、はぴロジ(港区)のクラウド型流通統合システム「logiec」の標準API連携を開始したと発表した。複数のEC(電子商取引)カートやモールから集まる受注データを自動処理し、多品種多品目商品の梱包最適化と物流コスト削減を支援する。
近年、資材価格や運送費の上昇が続くなか、EC事業者は配送料や梱包資材費の削減が課題となっている。特にアパレルや雑貨など多品種商品を扱う事業者では、複雑な受注データを一元管理しながら最適な梱包サイズを選定することが難しく、作業負荷やコスト増加の要因となっている。
今回の連携により、logiecが管理する商品マスタや出荷情報を梱包アシストAIと自動連携する。商品ごとの三辺サイズや重量データを基に、出荷指示が出された注文について最適な梱包資材や商品の配置方法を自動算出する仕組み。
梱包アシストAIは3DパッキングシミュレーションとAI(人工知能)技術を活用し、最適な箱サイズの提案に加え、商品の投入順序や向きを3D画像で表示する。さらに商品名やJANコードからサイズを自動推定できるため、新商品の入れ替わりが多い現場でも導入しやすいという。
物流現場では作業標準化や教育負担の軽減にもつながり、新人作業者でも一定品質の梱包作業が可能となる。ROMSによると、導入企業では1件当たり10円-30円の配送料削減や梱包判断に要する工数削減の効果が確認されている。
両社は今回のシステム連携を通じて、多品種多品目EC事業者の物流効率化を支援し、物流コスト上昇への対応や倉庫業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を後押しする。
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