サービス・商品ROMS(ロムス、東京都品川区)は30日、物流倉庫や工場向けのクラウド梱包アシストツール「梱包アシストAI」に、梱包作業と同時に出荷検品を行える「検品機能」を標準搭載したと発表した。追加利用料は不要で、同ツールの利用に必要なタブレットとスキャナーをそのまま検品端末として使える。
梱包アシストAIは、3DパッキングシミュレーションとAI(人工知能)を組み合わせ、出荷・梱包指示に基づいて最適な梱包資材のサイズや商品の入れ方を画面上で示すツール。商品サイズマスタの事前登録を必須とせず、商品名やJANコードからサイズを推定する機能も備える。商材の入れ替わりが多いECや小売物流の現場で、箱選びや梱包手順の判断工数を抑える狙いがある。
今回追加した検品機能では、梱包エリアで商品のバーコードを読み取ると、出荷検品と同時にAIが梱包資材のサイズを提示する。これにより、検品と梱包サイズ選定を別工程で行う必要を減らす。作業台に複数の端末を置かずに済むため、省スペース化にもつなげる。
同社によると、これまでの導入事例では1件あたり10円から30円の配送料削減や、梱包判断に関わる工数削減が見られたという。自動梱包機や大型マテハンの導入が難しい現場に対し、SaaS型の支援ツールで梱包工程の標準化を進める。
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