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日本ゼオン、川崎に多品種研究試作施設を新設

2026年10月23日 (金)

荷主日本ゼオン(東京都千代田区)は19日、川崎イノベーションフロンティアポート(川崎市川崎区)で16日に安全祈願祭を行い、多品種研究試作施設の建設に着手したと発表した。研究開発から量産までのスケールアップを加速する施設として既存建屋内に整備し、2028年1月の稼働開始を目指す。

▲安全祈願祭の様子(出所:日本ゼオン)

新施設には、高付加価値品の製造で重要となる重合、水添、凝固、乾燥などの工程を取り込む。幅広い製造条件や複数の運転方法に対応できる設計とし、ラボ段階から中量サンプル作製までの期間を短縮することで、量産化の早期実現につなげる。

既存事業と新規事業の双方で活用するほか、新たなプロセスやオペレーション、分析、計測技術の開発・展開拠点として位置付ける。将来的には社外からの試作受託も視野に入れる。

川崎イノベーションフロンティアポートは、川崎工場と総合開発センターを包含する事業所。日本ゼオンは12月に運用を始める共創イノベーション施設とも連携し、高付加価値製品や先進的な生産技術の開発を進め、技術発信拠点としての機能を強化する。

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